思いやりのキャッチボール

昨日、都内を電車で移動中のこと。
車内は人で混雑していました。

そこに、ご年配の女性(80代近いでしょうか。。)が電車に乗ってこられ、それに気づいた男性学生が、席を譲りました。

その女性が目的地の駅で、降りる際、
『お陰様で、ゆっくり座れました。
ありがとうございました。』とそれはそれは深々と頭を下げ、
挨拶をしていらっしゃいました。
(最近では、優先席でも、なかなかこういう光景がみられないので、
きっと年配の女性も少し驚かれた様子でした。それだけに、きっと
感謝の想いがつのったのでしょう)

男性学生は、『いえ、こちらこそ、、そんな
お礼までいっていただかなくて大丈夫ですよ。。』と
少し照れくさそうに謙遜されていました。

そして、彼の素敵なところは、さらに続きます。
ご年配の女性が降りられるまで
『大丈夫ですか?。。』と声を掛けながら、人で混雑している
中を手を引いて誘導し、ドアサイドまで見送り、
ドアが閉まったら、年配の女性へ
頭を下げてお辞儀をして挨拶をされていました。
ご年配の女性も電車が動き出すまで彼にお辞儀をして見送っていました。
(席は譲るまではしても、見知らぬ人になかなかここまでは、出来ない
ことだと思います。最後まで一歩踏み込んで、感謝の気持ちを
こめた対応をすること。心配りをすること。人の心が動く
瞬間だと思います)

私を含め、二人の前付近に立って、一部始終を見ていた、
乗客達も、その二人の思いやりのキャッチボールに
ふと、心が温まりました。

男性学生は、少し照れくさそうにしながらも、
それは見事に堂々と、スマートに席を譲り
最後まで、対応されていました。

『お陰様で・・・』 『いえ、こちらこそ、・・・』

なんて、素敵な思いやりのある言葉の掛け合いなのでしょう。
お互いに、感謝しあう。お互いの存在や行為に感謝する。

当たり前なことだけれど、つい、
日頃の業務や、自分の都合で見て見ぬふりをしてしまったり、
また、やってくれて、してくれて当然とさえと思ってしまう。
。。
でも、こうやって人間は、色々な人に助けられ、見守られ、
親切にしていただき、生きていけるのでしょう。

だからこそ、お互いに思いやり、感謝し合うことの大切さ。

WBC選手並みの、素敵な思いやりのキャッチボールを
見せていただきました。

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