新美南吉作の「でんでんむしのかなしみ」

既にお読みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
あらすじは、自分の背中の殻には悲しみがたくさん詰まっていて
もう「生きていられない」と思っていたでんでんむしが、
周りに相談すると、それぞれに友達もみんな悲しみを持っていることを知り、
嘆くのをやめた、というお話です。
皇后美智子さまも『小さな頃に聞かせてもらったこの話が後々いくどとなく思い起こされ、
「人生の複雑さを学んだ」という童話であることを過去にスピーチされています。
楽しいこと、良いことばかりではないのが人生
そんなときにも、明日への勇気、励まし、相手への思いやりをあたえてくれる御本です。
そして、誰もが悲しみを背負って、それに耐えて、なおさらに、前向きに生きているということ。
自分の悲しみを嘆く前に、相手の悲しみにも気づける自分でありたいですし、
お互いに分かち合える世の中であって欲しいですよね。
その為にも、いつでも相手のことが考えられる心のゆとりを持てるよう、修行の日々の私です。
こちらは、そのときどきのどんな状況下でお読みいただいても、たくさんの気づきをいただけると感じています。
鈴木靖将さんの色鮮やかな挿絵も本当に素晴らしく、勇気と元気を与えてくれます。
是非、ご紹介させていただきます。


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