社会性を学ぶこと

 第一生命経済研究所が2010年、全国の18歳から69歳の男女3000人を対象に

行なった調査によると、

『子供に身につけてほしいこと』のトップは、

『礼儀・マナー』で 40.1%だったとのこと。次に『思いやり、優しさ』がくる。

これは、1995の同調査に比べて約2倍に増加。95年調査でトップだった

「体力、健康」は10ポイント以上減少した。

また、『子供も教育上の悩み』については、『将来の進路』を挙げる親がもっとも多く、

5割を超えた。厳しい状況もあっては、健やかな成長だけではなく、

社会性も重視する傾向が強まっているようだと、発表した。


ただ健康であっても、今のこの不況の世の中、子供がちゃんと仕事に就けるのか

わからない。元気で働きたいのに働けないこの先の就職に関わる進路のお悩みに加え、

せっかく就職しても、会社の人間関係が嫌になり、大卒でも

3年以内に3割の人が辞めてしまう世の中。

私も親の立場の一人ではあるが、この数値には共感する思いはあります。


面白いのが、身に付けて欲しいことに「礼儀とマナー」ということ。


次に「思いやり優しさ」、次に「根気・忍耐力」、最期に「健康・体力」という順番だ。

いかに、人間関係の善し悪しが、人生の質を決めるということを

今、この時代だからこそ、我々親世代が痛感しているからだろうか。

そして、それをうまく教え伝えることが出来ないでいる願望の思いが出ているのだろうか。

確かに、良い大学を出たことが、その後必ずしも社会人人生に直結していくわけではない。

だからこそ、より人として幅を広げて、コミュニケーションを良好にとれる人に

なって欲しいという親の痛切な願いは分からないでもない。

健康や寿命はある意味誰にもそれがいつまでという確実なものとは保証されていないわけで、

お金もいつなくなるか分からない。

確実に自分の努力次第で身に付けられ、しかも、社会に出て効果が高いものを

スキルとして持っていて欲しいということ。これは、これから世界を巻き込んでの多様性の中で

生きていかなくてはならない子供達に向けて、切実に感じているからこその数字だなと感じました。

みなさんは、いかがでしょうか?




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