日本の映画『おくりびと』と、短編アニメ『つみきのいえ』がオスカーを
獲得しました。
どちらにも共通するキーワードは、“あたたかさ”
“人との触れ合い”、それがアメリカ人の心へも
届いたのではないかなと自分なりに思っています。
『つみきのいえ』は水没していく星で、積み木のように積み上げた家に住む
おじいさんが、人生を振り返る物語。内容はもちろんのこと、
手描きの感じを大切にするため、毎日鉛筆を握って格闘したと言われて
います。鉛筆画をベースにした温かみのあるタッチがいまや、CGアニ
メ等が主流となる中で、何か心に伝わるものがあったのではないかと感じて
います。
加藤監督も、受賞スピーチで「サンキュー、マイペンシル」と語って
いたぐらいですから、とてもご苦労されたのでしょうね。
それから、『おくりびと』。これは、何と言っても、主演をなさった、
本木雅弘さんの熱意と想いが伝わったのではと思っています。
15年前からこの映画を企画し、想いをつのらせいたそうで、
実際に、納棺師としても修行をされ、本番に臨んでいらっしゃったとの事。
再三、こちらのブログでも書かせていただいていますが、
夢をあきらめず思い続け、努力し続けていた人は、その想いや、熱意が、
やはり、万国共通に人の心を動かすのだと思うのです。
当初は、本木さんがこの企画を映画会社にプレゼンしても、「お葬式の映画
だと興行収入が見込めない。。』「死を扱う映画は暗いから駄目だ。。』
などと、取り合っていただけないこともあったそうです。
しかし、自分の絶対なる確信をもって、負けじと訴え続けた熱意が、
監督や、映画関係者、そして、国を超えて心を動かされたのでしょう。
本木さんのお母様は、取材に対して、『雅弘は小学2年生のころから自分で
目標を立てては、やりたいことに突っ走っていき、達成したらまた新しい目
標を立てて進むタイプ。回りの人の意見を聞かない頑固な面もありました。
『よくやった』と思い切り褒めてやりたい』と受賞の喜びを語っていらっし
ゃいました。
人間であれば、だれでも訪れる最期。
与えられた残された人生をどのように生きていきたいのか?
愛する家族や、友人達とどのように付き合い、何を残していくのか?。。
私も深く考えさせられるテーマだなと感じています。
改めて、また、見てみたいと思わせる映画だなと思いました。
3月19日にはDVDも発売される予定だそうです。
映画館までいけない方は、是非!!


コメント